これまでの私の来歴は次のようなものです。
〜12歳 地元の小学校
〜18歳 中高一貫校
〜25歳 大学生
26歳〜 社会人
現在は地元でサラリーマンとして働いています。給与所得は多くありません。それゆえ、株式投資で少しでも増やそうとしています。
公認会計士や銀行員、新聞記者など、高収入の仕事は、株式投資が禁止の場合が多いですね。幸い、私の職業はその世界とは無縁なので、存分に投資ができます。このアドバンテージを活かしていきたいですね。
「幸い」と書きましたが、というより、「投資ができる業界を選んでわざわざ入った」という方が実情に照らし合わせて正しいです。
私は、住む場所を会社に決められることは理不尽だと考えていました。人類の理想の権化である憲法に「居住・移転の自由」は定められているのに、たかだか一企業のためにその自由を捨てることは割りに合わないと考えています。
加えて、本田静六氏の著作を読み、資産の全くない大学時代から、社会人になると質素倹約、積極投資を実践しようと考えていました。(詳しくは当ブログ別ページ)それゆえ、投資の禁止される上記のような職業ははなから選択外でした。
このように、私は、転勤も嫌、投資禁止も嫌、という人間でしたので、つける職種や会社は自ずと限定されていき、そういう意味では就活は自ら困難な状況を作り出した側面がありました。その我儘な中で何とか自分にできそうな現在の仕事に就いたというのが実際のところです。
生活はおかげさまで満足して暮らしています。実際に暮らす環境もそうですし、何より自分の人生の方向を自分で決めたという実感がそれを支えています。
仕事も自分にできそうな仕事を選んだおかげで、ある程度のレベルまでは大した苦労も感じず行えています。(雑務が増えると残業時間が増え辛いのは事実ですが。)私としては、仕事はある程度までできていれば十分だと考えていますので、その意味では不安や苦労を感じることもさほどありません。
自分の人生を自分で選んだという実感こそ、大事なのではないでしょうか。周囲からの反対が大きければ大きいほど、いざそれを実行した時のその実感はより大きくなります。
このように現状、不足なく暮らしています。あとは増長することなく、日々身を引き締めて暮らしていくのが大切ですね。普段の仕事や生活でも、さまざまなリスクがひそむのは厳然たる事実です。車での傷害事故や、パワハラ、セクハラ。情報紛失、情報流出。浮気や不倫。これらは自分や周囲の人の人生を歪めてしまうほどの大きな負をもたらしますが、自分が気をつけることで発生リスクは大幅に低減できるものです。思わぬところで足をすくわれて無用な気苦労をしないですむように、地味に地道に謙虚に生きるべきことを改めて身に誓いたいですね。
「精神的過労者になるな」
これは、何かの著作で見かけた言葉ですが、私の心に残っている言葉でもあります。働き方改革の進む今日の社会において、労働上の過労を減らすのみならず、人生全般においても、無用な悩み・些細な悩みという精神的過労も減らしていきたいですね。
また、万一、大きな負が起こってしまっても、それに悩まなければ悩みではないのです。「災難に遭う時節には災難に遭うがよく候、死ぬ時節には死ぬがよく候、是はこれ災難をのがるる妙法にて候」というのは、この思想を言ったものであり、災難もそれに悩まなければ災難ではない、ということを言っているのだと私は捉えています。このような考えを本当の意味で身につけたいものです。