株価は上がっているが嫌な感じ

考え

菅首相の退陣を受けて、株価が上がりました。日経平均は30000円にまた近づいています。

私の保有株も上がりました。しかし、嬉しくありません。何だか嫌な感じがしています。

そういう話とは無縁の業界である私の職場のオフィスで、複数の同僚が、投資の話を楽しそうにしているのを耳にしました。聞いた瞬間、ゾッとしました。

コロナ以降の上昇相場で、多くの個人が、相場に参入したようです。で、その一端がうちの職場にもあらわれているのでしょう。

またTwitter上でも、個人のこの1年に株を始めた人が増えています。加えて、「レバナス」という言葉を頻繁に目にするようになりました。

米国株の、しかも、レバレッジなんて、普通に考えれば、初心者向けとは言えないでしょう。それが王道のようになっていることに違和感を覚えます。

米国株は落ちる時のスピードは尋常じゃないです。次に暴落が来た時には、最近投資を始めた人にとっては、初めての暴落となります。しかも、それがレバレッジをかけてのものなら、なおさら威力があるでしょう。そういう時に、その個人はどうなるのでしょうか。

あと数ヶ月は株を買い増しする予定でしたが、すでに結構上がってしまったので、私の今後の方針としては、次の調整が来るまで(来年?)、しばらくは現金を増やしていきたいと思います。

私としては、まだ若く、定期の給与収入がありますので、日経平均は、高いよりも低い方が嬉しいと常に思っています。菅総理が辞めて、株価が上がってしまいました。短期的に少しばかりお金が増えましたが、あまり嬉しくありません。

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